ASTERIA Warp FAQ

サーバー管理(起動・停止・監視)と環境設定

Q1設定ファイルやプロジェクトファイルをテキストエディタで直接編集してもよいですか?

A

弊社から直接編集の案内をするような場合を除いて、各種設定ファイルおよびプロジェクトファイル(.xfpファイル)をテキストエディタなどで編集することはできません。ASTERIA Warpの動作に影響を与える可能性があります。

コンポーネントのプロパティに設定する値を一括置換したい場合には、フローサービスの検索・置換機能で行うことができます。 詳しくはフローサービスマニュアルの「フローデザイナー」-「検索機能」-「検索と置換」を参照してください。 この機能で一括置換できない値などについてはフローデザイナー上で編集してください。


Q2ASTERIA Warpで出力されたエラーを通知する方法を教えてください

A

ASTERIA Warpでは次の2つのケースでエラー通知することが可能です。

実行したフローのエラー通知

コンポーネントにエラー処理フローを設定して、エラー処理フローでエラーの通知をするフローを作成する方法が考えられます。 エラー処理の設定につきましては下記ドキュメントをご覧ください。

また、エラー処理フローではSimpleMailコンポーネントなどを使ってエラーが発生したことをメールで通知することができます。

エラーメッセージにつきましてはシステム変数から取得することができ、エラーメッセージなどをメールの本文に入れることもできます。

ASTERIA Warpサーバー異常の通知

サーバーで異常が発生した場合に管理者にメールで通知することができます。 通知する現象などの詳細は以下のドキュメントをご覧ください。


Q3FlowServiceとフローサービスの違いについて教えてください

A

FlowService
フローを実行するためのエンジンやHTTPリスナーなどが内蔵されているサービスで、子プロセスの一つです。

フローサービス
FlowServiceを含むASTERIA Warpのフロー機能全体を指します。

📝 NOTE
用語の説明とプロセスの構成については、「フローサービスマニュアル」の「はじめに」-「フロー機能」-「フローサービスのプロセス構成」を参照してください。


Q4プロジェクトのコンパイルとは何ですか?コンパイルに時間がかかったり失敗することがあります

A

プロジェクトの定義

フローサービスでは、複数のフローをまとめて管理するものを「プロジェクト」といいます。プロジェクト単位でファイルに保存しています。そのファイルのことをプロジェクトファイル、または拡張子からxfpファイルと呼びます。保存先はフローサービスユーザーのホームディレクトリです。

guestユーザーが自分のホームディレクトリ直下にProject1を作成した場合

C:\asteriahome5\home\guest\Project1.xfp

📝 NOTE
バージョン4.9.1以前の場合はC:\asteriahome\flow\home\guest\Project1.xfp

ファイル名はプロジェクト作成時に任意の名前が指定できます。

プロジェクトのコンパイル

コンパイルとは、作成したフローが処理可能な手順で記述されているかどうかを確認する機能です。コンパイルした結果はフローデザイナーのメッセージペインに表示されます。

プロジェクトの初回保存時は、プロジェクトファイルが保存されるとともにコンパイルが実行され、フローサービスにプロジェクトが登録されます。コンパイルが実行されると、プロジェクトファイルと同じ場所に.xfp2という拡張子のファイルが作成されます。これはコンパイル時に、.xfpからコンパイルに不要な情報を削除したファイルです。

また、初期設定ではプロジェクトがコンパイルされるタイミングで、そのプロジェクトのインスタンスがフローサービスにキャッシュとして保存されます。

📝 NOTE
実際のキャッシュされるタイミングは設定により異なります。設定はフローデザイナーからプロジェクトの「キャッシュタイプ」プロパティで確認できます。

フローサービスはフローの実行がリクエストされた場合、キャッシュにそのフローがあればキャッシュからフローを実行します。キャッシュにそのフローがない場合、フローサービスは.xfp2と.xfpのファイルの更新日を比較して、.xfp2ファイルのほうが新しければ.xfp2ファイルをコンパイルしてフローを実行します。.xfp2ファイルがない場合や.xfpファイルのほうが更新日が新しい場合は、.xfpファイルから.xfp2ファイルを作成してコンパイルし、フローを実行します。

プロジェクトファイルのサイズ

プロジェクトのファイルサイズが大きすぎると、コンパイルに失敗することがあります。原因は、プロジェクトのファイルサイズが大きすぎてコンパイル時にクライアント側がメモリ不足になるためです。

プロジェクトの中にたくさんのフローが含まれている場合は、プロジェクトファイルのサイズが2MB以下ごとに複数のプロジェクトに分割することをおすすめします。


Q5複数のプロジェクトを一括コンパイルする方法はありますか?

A

フローデザイナーからのコンパイル

フローデザイナーの[実行]-[すべてコンパイル]より可能です。(バージョン2112より)

コマンドラインからのコンパイル

flow-ctrlコマンドをスクリプトファイルに記述しバッチ的に処理を実行することが可能です。


Q6フローサービス管理コンソールやフローデザイナーの操作が異常に遅い

A

FSMCやフローデザイナーの操作が異常に遅い(数分以上)ことがあります。

すべての操作ではなく下記の操作で遅くなります。

  • ログイン
  • ログイン後の画面遷移

その場合は下記の操作で改善される可能性がありますのでお試しください。

  • /etc/hostsへASTERIA WarpサーバのIPアドレスとhostnameを追記する

Q7ASTERIA Warpをインストールしているサーバー上のディスク使用率が上がっています(ASTERIA Warp 1610以降)

A

パッチ適用などによるバックアップや大量のログ出力が原因でディスク容量を圧迫することがあります。

この場合は以下の対応を検討してください。

不要なバックアップファイルの削除

リカバリする必要がない場合、以下の場所から削除してください。

  • [ASTERIA WarpのINSTALL_DIR]/temporary/backup配下
  • [ASTERIA WarpのINSTALL_DIR]/temporary/archives配下

📝 NOTE
新しい世代を残し古い世代のものを削除することを推奨します。 (バックアップのフォルダー名は数値が大きいほど新しいフォルダーです)

どちらも上記のフォルダー自体は残してください。

不要なログファイルの削除

以下のFAQをご参考いただき、ログファイルを削除してください。


Q8Windows OSでサインアウトを行うとフローサービスが停止してしまいます

A

Windows OS環境にてフローサービスをスタートメニュー、もしくはflowsvc.exeファイルの実行で起動した場合、Windows OSよりサインアウト(ログアウト)を行うとフローサービスは停止してしまいます。

📝 NOTE
リモートデスクトップで接続した環境よりログオフする際にも同じです。

フローサービスをWindowsのサービスから起動するとサインアウト時の影響はありません。

サービス起動の方法については下記のドキュメントを確認してください。


Q9FlowServiceのPIDを取得する方法を教えてください

A

以下のフローを作成・実行することで、FlowServiceのPIDを取得できます。

フローの構成

Start → JavaInterpreter → EndResponse

📝 NOTE
JavaInterpreterコンポーネントは、ASTERIA Warp Core/Core+/Core++ エディションではお使いいただけません。

ASTERIA Warp コンポーネント比較表

JavaInterpreterコンポーネントの設定

  • 出力ストリーム型: Text
  • ソースコード:
import java.lang.management.ManagementFactory;
import java.lang.management.RuntimeMXBean;
return ManagementFactory.getRuntimeMXBean().getName();

実行結果の例

9792@DESKTOP-1F7KRFA

📝 NOTE
@ より前の部分がPIDです。上記の例では 9792 がPIDとなります。


Q10.xfpファイル、.xfp2ファイルのタイムスタンプが更新されるタイミングは?

A

基本的な動作は下記の通りです。

.xfpファイル:「フローの保存時」

.xfp2ファイル:「コンパイル実行時」と「フロー実行時にxfp2ファイルがxfpファイルよりも古い場合」

フローの保存やコンパイルのタイミングは「フローデザイナー」-「ツール」-「環境設定」-「コンパイル/実行」の 設定値などにも影響されますので、確認してください。 また、あわせて下記のFAQも参考にしてください。


Q11ASTERIA Warpのリスナー一覧にて外部向けと内部向けポートについて

A

ASTERIA Warpのリスナー一覧については下記をご参考ください。 ASTERIA Warpのリスナー一覧

外部向け

  • FlowService
    • 21380 HTTPリスナー(機能を使用しない場合はポートも使用しません)
    • 21443 HTTPSリスナー(機能を使用しない場合はポートも使用しません)
    • 21381 デザイナー
    • 21382 デザイナー(HTTPSアクセス用)
  • Management Console
    • 28005 Tomcatリスナー (ASTERIA WARP 4.8.0以降では使用しません)
    • 28080 フローサービス管理コンソール(FSMC)とMCAPI
    • 28443 FSMC(HTTPSアクセス用)

内部向け

  • ASTERIA Monitorで利用するすべてのポート
  • AccessControlで利用するすべてのポート
  • Schedulerで利用するすべてのポート
  • FlowService
    • 29900-29999
  • InternalDataStorageで利用するポート

リスナー一覧にないもの

  • FTPServiceを使用する場合はそれに使用するポートも外部向けとなります。

📝 NOTE
フローサービスの初期設定画面で20000番台を指定した場合


Q12Windowsで監視対象にするフローサービスのプロセス数を教えてください

A

フローサービスがWindows環境下で動作する場合の各プロセスは次のとおりです。

最初に起動されるプロセス

  • flowsvc.exe(スタートメニュー起動の場合)
  • asjs.exe(サービス起動の場合)

それからASTERIA Warpのバージョン毎以下の通り各プロセスを起動します。

各プロセス名はすべてjava.exeです。

ASTERIA Warpのバージョン及び起動方法毎の起動プロセス

プロセス名 2212以降 1610 ~ 2206 4.8.0 ~ 4.9.1 (スタートメニュー) 4.8.0 ~ 4.9.1 (サービス)
bootstrap
モニタープロセス
AccessControl
ManagementConsole
FlowService
Schedule
InternalDataStorage
FTPService
SFTPService

📝 NOTE
「◯」:デフォルト設定で起動するプロセス

「△」:デフォルト設定で起動しないプロセス


Q13メモリ使用量の高いフローや処理を特定する方法を教えてください

A

FlowService全体のメモリ使用量は、フローサービス管理コンソールの「状態」-「フロー」-「グラフ」で確認できます。

どのフローのメモリ使用量が高いかを特定する

メモリ使用量の高いフローを特定するには、それぞれのフローを単体で実行してメモリ使用量を確認してください。

フロー中のどの処理でメモリを多く使用するか確認する

モニターツール「fsmon」を使用してリアルタイムでメモリ消費量を監視しながら、フローをステップ実行する方法があります。fsmonについては、フローサービスマニュアルの「運用ガイド」-「稼働監視」-「モニターツール」を参照してください。

メモリの解放について

メモリの解放は、JavaVMのガベージコレクション(GC)によって必要に応じて自動で行われているため、メモリ解放の対象となっていたとしてもどの時点でメモリが解放されるかについては、JavaVMの判断に依存します。GCは、実行時にヒープ内のオブジェクトが必要かどうかを判断し、不要なオブジェクトのメモリ領域を解放するため、フロー処理後すぐにメモリが解放されるわけではありません。

フローサービスのGCについてはFAQ「FlowServiceのメモリ解放(Garbage Collection)について教えてください」を参照してください。


Q14フローが終了してもフローサービスのメモリ使用量が多いのですが解消する手段はありますか?

A

フローサービスのメモリ解放には、JVM内部のメモリ管理機能であるガベージコレクション(以下GC)を利用しています。メモリ解放は自動的に行われているため、そのタイミングを知ることはできませんが、管理コンソールで明示的にGCを実行することができます。 手段については、FAQ「フローサービスのメモリ解放(Garbage Collection)について教えてください」を参照してください。


Q151つのフローに割り当てるメモリを制限することはできますか?

A

できません。

管理コンソールで 「設定」-「サービス」-「フロー」画面にある 起動設定でFlowService全体で使用するメモリサイズを設定できますが、フロー毎に使用するメモリサイズを設定することはできません。

FAQ「メモリ使用量の高いフローや処理を特定する方法を教えてください」も参考にしてください。


Q16メモリ不足が発生したときに管理者へ通知することはできますか?

A

フローサービスログに「java.lang.OutOfMemoryError」が出力されるメモリ不足の状態になった場合にASTERIA Warpから管理者へアラートなど通知する手段はありません。


Q17フローサービスで使用するメモリの最大サイズを設定するときの注意点は?

A

フローサービスで使用するメモリサイズの初期メモリサイズと最大メモリサイズは、管理コンソールの「設定」-「サービス」-「フロー」の「起動」画面で設定することができます。最大メモリサイズはMB(メガバイト)単位で設定します。フローサービスは必要に応じて使用するメモリサイズをここで設定した最大値まで拡張していきます。値を設定しなかった場合はJava VMの仕様に依存します。

フローサービス(Javaプロセス)はここで設定するメモリ以外にも、スタックエリアなどでメモリが利用されます。その他、OSや別のアプリケーションもメモリを利用することを考慮して設定してください。

各プラットフォームの上限を超えると、フローサービスが正常に起動しない場合がありますので注意してください。

64bit版の上限

64bit版ASTERIA Warpでは、プログラム上、実質的な上限はありません。プラットフォームによる上限も十分に大きいため、搭載される物理メモリとの関係のみとなります。詳細は、各プラットフォームのベンダーおよびJava VMの仕様に依存します。

ただし、あまりに大きな値を設定した場合、メモリ使用量が少ない時は問題ありませんが、増えた時にはガベージコレクション(GC)に時間がかかったりエラーが発生したりすることがあります。また、メモリリークなどにより大量にメモリを使用する状況になった時に、大きな値を指定しているとOutOfMemoryになるまでに時間がかかってエラーの検出が遅くなることが考えられます。

検証時などに使用されるメモリ量を計測して、適切なサイズの値を設定することをお薦めします。

32bit版の上限

32bit版ASTERIA Warpでは、物理メモリサイズに関わらず、各プラットフォームで以下の上限があります。

プラットフォーム 上限
Solaris(SPARC)の場合 約4000MB未満
Linux / Unixなど(x86プラットフォーム)の場合 約2000MB未満
Windowsの場合 約1400MB未満

📝 NOTE
上記は弊社環境でのテストに基づいており、環境によって必ずしも同じ上限にならない可能性があります。

関連情報


Q18FlowServiceのメモリ解放(Garbage Collection)について教えてください

A

FlowServiceのメモリ解放には、JVM内部のメモリ管理機能であるガベージコレクション(Garbage Collection:以下GC)を利用しています。GCは実行時にヒープ内のオブジェクトが必要かどうかを判断して不要なオブジェクトのメモリ領域を解放しますが、フローでは処理完了後すぐにメモリが解放されません。また、メモリ解放は自動的に行われているため、そのタイミングを知ることはできません。

ASTERIA Warpで明示的にGCを実行するには、以下の方法があります。

FSMC(管理コンソール)で実行する

FSMCに管理者権限を持つユーザーでログインして、「ツール」-「サービス」-「FlowService」の「ガベージコレクション」の「実行」をクリックします。

MC APIで実行する

以下マニュアルを参考に、MC APIで「gc」を実行します。

MC API - gc

fsctrlで実行する

以下のマニュアルを参考に、fsctrlで gc FlowService を実行します。

[INSTALL_DIR]/flow/bin/fsctrl gc FlowService

また、EXEコンポーネントを配置して、上記コマンドを呼び出すことも可能です。

運用ガイド - コマンドライン

📝 NOTE
ただし、頻繁にGCを実行すると、GC処理の負荷がパフォーマンス低下の要因となるため注意が必要です。


Q19システムカレンダーのみを異なるサーバーへ移行することはできますか?

A

ASTERIA Warp 4.8以降ではフローサービス管理コンソールAPIを利用することで対応可能です。 詳細については下記の記事をご参考ください。

MCAPIを使ってみる(calendar)

上記以外はフローサービス管理コンソールで再度作成するか、データフォルダ(asteriahome[5, 5c, 5cp])ごと環境移行することでアカウント情報やスケジュール情報などのデータやユーザーが作成したフローを含めてシステムカレンダーを移行することができます。

📝 NOTE
移行元と移行先が同じASTERIA Warp構成である必要があります。


Q20終了しないリクエストを削除したい

A

以下の順でお試しください。

1. 該当リクエストを強制終了

フローサービス管理コンソール(FSMC)の「状態」-「フロー」-「リクエスト一覧」画面で該当リクエストを選択し、削除します。

2. FlowServiceプロセスを強制終了

以下のコマンドを実行し、FlowServiceプロセスを強制終了します。

ASTERIA Warp 4.9.1以前:

[INSTALL_DIR]/flow/bin/fsctrl kill FlowService

ASTERIA Warp 1610以降:

[INSTALL_DIR]/server/bin/fsctrl kill FlowService

📝 NOTE
FlowServiceプロセスは強制終了後、自動再起動されます。 この実施では実行中の他リクエストにも影響しますので注意ください。

3. 全体のフローサービスを強制終了

以下のコマンドを実行し、フローサービス全体のプロセスを強制終了します。

ASTERIA Warp 4.9.1以前:

[INSTALL_DIR]/flow/bin/fsctrl shutdown killall

ASTERIA Warp 1610以降:

[INSTALL_DIR]/server/bin/fsctrl shutdown killall

📝 NOTE
強制終了後、手動で起動する必要があります。 この実施では実行中の他リクエストにも影響しますので注意ください。

4. マシンの再起動

上記でもフローサービスが終了されない場合、マシン全体の再起動を行ってください。

📝 NOTE
システムファイルが破損する可能性があります。 この実施では実行中の他リクエストにも影響しますので注意ください。


Q21Windows Updateを行うときのASTERIA Warpへの影響、動作確認手順を教えてください

A

ASTERIA Warpで、OSのセキュリティパッチ等を適用したことにより動作に影響があったとの事例はありません。

ASTERIA Warpでは、OSベンダーが提供しているアップデートファイルがセットで提供されている一般的にはサービスパックと言われているまとまりでの動作確認を行い、動作保証しています。Windowsでは、動作環境「対応オペレーティングシステム」の注釈にあるように「Windowsで特に記述がない場合は最新SPに対応」としています。ホットフィックスと言われている個別のアップデートファイルについては、OSベンダーから提供される時期も不定期で、さらに回数も頻繁に提供されるため個別の動作確認および動作保証は原則として行っていません。

Windows Updateで適用するセキュリティパッチの中には、OSを再起動する場合もあるため、ASTERIA Warpを停止してから適用するようにしてください。また、ASTERIA Warpが稼動中のサーバにインストールされている他のソフトウェア(ウイルス対策ソフト等)に及ぼす影響については、念のため各ベンダーに確認していただくことをお勧めいたします。

動作確認につきましては、お客様、エンドユーザー様で検証を行ってください。基本的には、既存のフローが適用前同様に正常に動作することを確認してください。


Q22フロー実行中にフローサービスを停止するとどうなりますか?

A

実行中のフローが最後まで実行されてからフローサービスの停止処理が開始されます。 また、フローのリクエストを受信してキューに溜まっている状態の場合はそれらすべてのフロー実行完了後にフローサービスの停止処理が開始されます。

サービス停止のコマンドで指定した待ち時間を過ぎた場合は強制終了されます。

また、Windowsではサービス停止コマンド実行後にOSの電源断や再起動をするとき、自動で一定時間後にOSの電源断や再起動が行われた場合には強制終了されます。

フローのリクエストについては、フローサービスマニュアルの「はじめに」-「詳細なトピック」-「フローサービスのアーキテクチャ」-「フローサービスの実行モデル」を参照してください。


Q23フローサービスの稼働を監視する方法を教えてください

A

フローの稼動監視には次のような方法があります。どのような方法を組み合わせて監視するかは監視のポリシーによって異なります。

プロセス

監視対象となるフローサービスのメインプロセスは、稼動しているOSによって次のような方法で監視することができます。 プロセスの監視については、フローサービスマニュアルの「運用ガイド」-「稼動監視」-「メインプロセスの監視」を参照してください。

Windows

1. スタートメニューから起動する場合

フローサービスをWindowsスタートメニューから起動した場合、フローサービスのメインプロセスのプロセス名 flowsvc.exe が存在するかどうかで稼働を監視することができます。

  • バージョン1610以降: [INSTALL_DIR]\boot\bin\flowsvc.exe
  • バージョン4.9.1以前: [INSTALL_DIR]\flow\bin\flowsvc.exe

2. サービスから起動する場合 フローサービスをWindowsサービスから起動した場合、WindowsのNETコマンドでサービスの稼働確認ができます。

c:\>NET START
次の Windows サービスが開始されています:
・・・・
ASTERIA WARP
(バージョン4.9.1以前の場合は、ASTERIA WARP Flow Service)
・・・・
コマンドは正常に終了しました。

フローサービスのメインプロセスASTERIA Monitorのプロセス名 asjs.exe が存在するかどうかでも稼働を監視することができます。

  • バージョン1610以降: [INSTALL_DIR]\boot\bin\asjs.exe
  • バージョン4.9.1以前: [INSTALL_DIR]\flow\bin\asjs.exe

実行中の各サービスも監視を行うとすれば、フローサービスの各種プロセス名は java.exe になります。

  • バージョン1610以降: [Java VMのINSTALL_DIR]\bin\java.exe
  • バージョン4.9.1以前: [INSTALL_DIR]\jre\bin\java.exe

📝 NOTE
タスクマネージャなどでプロセス一覧を参照すると、複数のjava.exeが存在します。これはフローサービス以外のサービスが同一のjava.exeから起動されるプロセスであるためです。どれがFlowServiceの起動プロセスであるかを見分けることは困難です。

UNIX

フローサービスをUNIXで起動した場合、フローサービスのメインプロセスはプロセスIDを以下のファイルに出力します。このプロセスIDを監視することでメインプロセスの稼働確認ができます。

  • バージョン1610以降: [DATA_DIR]/log/flowsvc.pid
  • バージョン4.9.1以前: [INSTALL_DIR]/flow/log/flowsvc.pid

ps コマンドで各プロセスを表示した場合には以下が表示されます。これらのプロセスの起動が確認できれば正常に稼働していると判断できます。

  • バージョン1610以降: [Java VMのINSTALL_DIR]/bin/java
  • バージョン4.9.1以前:
    • [INSTALL_DIR]/jre/bin/java で始まるプロセス(親プロセス)
    • [INSTALL_DIR]/flow/../jre/bin/java で始まる全プロセス(子プロセス)

📝 NOTE
ps コマンドでプロセス一覧を参照すると、複数の [Java VMのINSTALL_DIR]/bin/java(バージョン4.9.1以前の場合は [INSTALL_DIR]/flow/../jre/bin/java)が存在します。これはフローサービス以外のサービスが同一のjavaから起動されるプロセスであるためです。どれがFlowServiceの起動プロセスであるかを見分けることは困難です。

ログファイル

  • バージョン1610以降
    • フローサービス全体ログ: [DATA_DIR]/log/asteria.log
    • FlowService起動/実行ログ: [DATA_DIR]/log/FlowService.log
  • バージョン4.9.1以前
    • フローサービス全体ログ: [INSTALL_DIR]/flow/log/asteria.log
    • FlowService起動/実行ログ: [INSTALL_DIR]/flow/log/FlowService.log

ログに出力されるエラーの詳細については、フローサービスマニュアルの「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「エラーコード一覧」を参照してください。

フロー実行の監視

監視用の簡易なフローを作成し、その結果を監視するという方法も考えられます。


Q24フローサービスが使用するポート番号がすでに使われているとどうなりますか?

A

フローサービスでは複数のポート番号をさまざまな用途で使用します。それらのポート番号がすでに使用されていると、それぞれの箇所で 「HTTP_E_1011: サーバーソケットの作成に失敗しました java.net.BindException: Address already in use: JVM_Bind」 といったエラーになるなど正しく動作しないため、常時空けておくようにしてください。 フローサービスが使用するポート番号はフローサービスマニュアルの「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「リスナー一覧」を参照してください。 動的に割り当てられるポート番号「n9900-n9999」につきましても、この範囲を常時空けておくようにしてください。

📝 NOTE
フローサービスのインストール時に指定したいずれか(20000番台、30000番台、40000番台)の番台を使用します。


Q25Windowsサービスで起動している場合にコマンドラインから停止することはできますか?

A

Windowsサービスで運用している場合に定期バックアップなどでコマンドラインから起動したり停止したい場合にはWindows標準のnetコマンドが利用できます。

フローサービスの起動

  • バージョン1812以降
net start "ASTERIA Warp"       (Standard, Enterpriseの場合)
net start "ASTERIA Warp Core++"(Core++の場合)
net start "ASTERIA Warp Core+" (Core+の場合)
net start "ASTERIA Warp Core"  (Coreの場合)
  • バージョン1806以前
net start "ASTERIA WARP"       (Standard, Enterpriseの場合)
net start "ASTERIA WARP Core++"(Core++の場合)
net start "ASTERIA WARP Core+" (Core+の場合)
net start "ASTERIA WARP Core"  (Coreの場合)
  • バージョン4.9.1以前
net start "ASTERIA WARP Flow Service"

フローサービスの停止

  • バージョン1812以降
net stop "ASTERIA Warp"       (Standard, Enterpriseの場合)
net stop "ASTERIA Warp Core++"(Core++の場合)
net stop "ASTERIA Warp Core+" (Core+の場合)
net stop "ASTERIA Warp Core"  (Coreの場合)
  • バージョン1806以前
net stop "ASTERIA WARP"       (Standard, Enterpriseの場合)
net stop "ASTERIA WARP Core++"(Core++の場合)
net stop "ASTERIA WARP Core+" (Core+の場合)
net stop "ASTERIA WARP Core"  (Coreの場合)
  • バージョン4.9.1以前
net stop "ASTERIA WARP Flow Service"

パイプラインサービスの起動

net start "ASTERIA WARP Pipeline Service"

パイプラインサービスの停止

net stop "ASTERIA WARP Pipeline Service"

コマンドプロンプトから実行する場合、コマンドプロンプト自身を管理者モードで実行する必要がありますのでご注意ください。

netコマンドの詳細は、Windowsのヘルプやマニュアルなどを参照してください。


Q26フローサービスをスタートメニューから開始してもWindowsのサービス管理画面で開始状態になりません

A

スタートメニューの「フローサービス開始」を実行すると、フローサービスはWindowsサービスではなく通常のプロセスとして開始されます。このため、Windowsのサービス管理画面で開始状態にはなりません。Windowsサービスとして起動するには、Windowsのサービス管理画面で開始してください。


Q27管理コンソールでサービスの起動方法を「自動」に設定してもWindows起動時に起動されません

A

フローサービス管理コンソールの「ツール」-「サービス」画面ではサービスの起動方法を指定することができます。各サービスのサービスプロセス詳細画面で自動起動を「ON」または「OFF」に設定します。

ただし、ここでの設定はフローサービスを起動したときに内部のサービスを自動起動するかどうかを指定するものであり、Windowsの起動時に自動起動するかどうかを指定するものではありません。

Windowsの起動時にフローサービスを起動したい場合は、Windowsの管理ツールでサービスのスタートアップの種類を「自動」に設定してください。


Q28モニターツールを起動すると「HeadlessException」というエラーが出力されます

A

GUIを表示する環境がないUNIX環境でGUI版モニターツールを起動すると以下のメッセージを含むエラーメッセージが出力されます。

「java.awt.HeadlessException: No X11 DISPLAY variable was set, but this program performed an operation which requires it.」

GUIを表示する環境がないUNIX環境では「-console」オプションを指定しコンソールモードで起動してください。

[INSTALL_DIR]/server/bin/fsmon -console

コンソールモードでログをファイル出力する場合はオプションを複数指定し起動します。

[INSTALL_DIR]/server/bin/fsmon -console -log:filename

【ASTERIA Warp 4.9.1以前】

[INSTALL_DIR]/flow/bin/fsmon -console

詳細は運用ガイド - 稼働監視 - モニターツール を参照してください。


Q29異なるユーザーのホームディレクトリに同じフォルダを指定することはできますか?

A

フローサービスでは異なるユーザーのホームディレクトリに同じフォルダを指定しての運用は想定されていないため、予期しない動作を招く可能性があります。異なるユーザーのホームディレクトリには必ず異なるフォルダを指定してください。

また、複数のユーザーで共同開発したい場合には、バージョン管理機能を利用することができます。この機能を利用すれば、複数のユーザーでフローを共有することができます。バージョン管理機能については「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」を参照してください。


Q30フローのユーザーを削除したときにホームフォルダーが残ってしまいます

A

フローサービス管理コンソールでユーザーを削除したときにホームフォルダーとして指定したフォルダーが削除されない場合があります。 不要な場合は別途エクスプローラーなどでフォルダーを削除してください。


Q31Linux版でASTERIA Warpの起動状態を確認するにはどうすればいいですか?

A

LinuxなどのUNIX版のASTERIA Warpではフローサービスやパイプラインサービスを起動すると、起動コマンド(flowsvcやplsvc)は起動完了を待たずに返ってきます。

このため、ASTERIA Warpのサービスが起動できたかどうかを確認するために状態確認用のコマンドが提供されています。フローサービスではfsctrlコマンド、パイプラインサービスではplctrlコマンドです。

次のように引数にstatusを指定して状態を確認できます。

$ fsctrl status

fsctrlコマンドの詳細は「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」-「稼働監視」-「コマンドライン」を参照してください。 plctrlコマンドの詳細は「パイプラインサービスマニュアル」の「運用ガイド」-「稼働監視」-「コマンドライン」を参照してください。


Q32複数ユーザーで同じプロジェクトを開発することはできますか?

A

はい、フローサービスのバージョン管理機能を使うことで複数のユーザーが同じプロジェクトを開発できます。フローサービスのバージョン管理はSubversion(ASTERIA Warp 2406まで)またはGit(ASTERIA Warp 2112から) と連携して行います。バージョン管理機能については「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」を参照してください。

複数ユーザーで同じプロジェクトを開発するには、フローサービスに接続するユーザーをフローサービス管理コンソールで複数作成し、それぞれのユーザーがSubversionまたはGitの同じリポジトリでバージョン管理するように設定します。同じリポジトリとは、同じリポジトリURLに接続することです。

複数ユーザーの作成、ユーザーのバージョン管理設定は、フローサービス管理コンソールの「ツール」-「アカウント」で行います。複数ユーザーでのバージョン管理の利用については「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」-「バージョン管理を始める前に」-「管理コンソール」を参照してください。

📝 NOTE
ASTERIA Warp 2412以降、Subversion機能は廃止されています。今後は、Gitを使用したバージョン管理をご検討ください。


Q33セキュリティソフトウェアが動作しているマシンでASTERIA Warpを利用するときの注意点は?

A

セキュリティソフトウェア(アンチウイルスソフトウェア)について次の点に注意してください。

  • ASTERIA Warpが使用するポートへの受信を許可する必要があります。使用するポートの一覧については、フローサービスマニュアルおよびパイプラインサービスマニュアルに記載されていますので確認してください。
  • ファイルI/Oを常に監視するソフトウェアをご利用の場合は、パフォーマンスの劣化を防ぐため、ASTERIA Warpがアクセスする範囲を監視対象から外すことをおすすめします。
  • 一部のソフトウェアでは、外部への接続においてプロキシの役目を担うものがあります。例えば、SMTPサーバーへの接続をセキュリティソフトウェアが監視している場合、ASTERIA Warpはセキュリティソフトウェアと通信を行うことになります。このような状況でセキュリティソフトウェアが無反応に陥ると、SMTPサーバーに問題がなくても通信が途絶する可能性があります。この場合、ASTERIA Warpはレスポンスを待ち続けてしまい、処理が終了しない可能性があります。
  • セキュリティソフトウェアのフルスキャン中にフローを実行すると、セキュリティソフトウェアがフローの処理に利用するファイルを掴んでしまい、エラーが発生する場合があります。このため、フルスキャンとフローの実行のタイミングは重ならないように調整してください。

Q34ASTERIA Warpでうるう秒による影響はありますか?

A

ASTERIA Warpで扱う時間はOSの時間(システムクロック)に依存しています。 通常OS側に問題がなければASTERIA Warpでも基本的に問題はありませんが、ASTERIA Warpのスケジュール機能で設定した実行時刻がうるう秒挿入の時刻(例: 2017/1/1 9:00)と同じ場合、実行要求が複数回発行されるという事例がありました。(Linux環境)

上記のような現象を回避するには以下のいずれかの対応が必要になります。

  • OS側の対応
    うるう秒を挿入させない。時間の逆進をさせない。SLEWモードの時刻合わせなどの対応が必要。詳細については各OSの技術情報をご確認ください。
  • OS側の対応が難しい場合のASTERIA Warp側の対応
    うるう秒挿入の時刻(例: 2017/1/1 9:00)にスケジュールを実行させない。

Windows環境の場合、うるう秒の処理を行わないため上記のような現象は発生しません。

また連携しているデータベースなど外部アプリケーションについては、各アプリケーションの仕様に依存しますが、うるう秒の間にデータベースを更新すると更新時刻が不正確になる可能性はあります。詳細については、各製品の問い合わせ先に確認してください。


Q35サーバーの時刻を変更したいのですが気をつけることはありますか?

A

ASTERIA Warpは動作中にサーバーの時刻情報が変更されることは考慮されていませんので、必ず停止してから変更するようにしてください。

ただし、スケジュールを設定している場合は次の点に注意してください。


Q36外部システムへの接続設定でホスト名を使用している場合に接続先のIPアドレスを変更すると接続できなくなりました

A

ASTERIA Warpでは、ホスト名とIPアドレスのキャッシュについてJavaの実装に依存しています。 接続先のIPアドレスの変更で接続ができなくなった場合や即時に反映したい場合は、ASTERIA Warpを再起動してください。


Q37ASTERIA Warpを実行しているサーバーのホスト名、IPアドレス、MACアドレスを変えたいのですが?

A

ASTERIA Warpは稼働マシンのホスト名・IPアドレス・MACアドレスに依存して動作する部分はありません。いずれも変更しても問題ありません。ただし、項目ごとに次の点に注意してください。

ホスト名を変更する場合

  • フローデザイナーやブラウザーなどのクライアントからホスト名で接続している場合は変更後のホスト名で接続してください。
  • フローやパイプラインのプロパティなどからホスト名でサーバー自身を参照している場合は変更後のホスト名に変える必要があります。
  • その他、外部のプロセスやサービスからホスト名で接続している場合も注意が必要です。

また、管理コンソールの「設定」-「サービス」-「フロー」で表示される「サーバー名」はフローサービスの初回起動時にホスト名から自動取得しており、編集することができます。ホスト名を変えた場合には、管理コンソールの表記も合わせて変えるかどうか確認してください。 この設定は「状態」-「フロー」-「サーバー一覧」で表示される「サーバー名」に表示されます。

IPアドレスを変更する場合

  • フローデザイナーやブラウザーなどのクライアントからIPアドレスで接続している場合は変更後のIPアドレスで接続してください。
  • フローやパイプラインのプロパティなどからIPアドレスでサーバー自身を参照している場合は変更後のIPアドレスに変える必要があります。
  • その他、外部のプロセスやサービスからIPアドレスで接続している場合も注意が必要です。

MACアドレスを変更する場合

MACアドレスを変更しても、ASTERIA Warpの動作には影響しません。特別な追加作業は不要です。


Q38バージョン管理で特定リビジョン、最新版のファイルを取得することができません

A

ファイルの削除やフォルダーの移動をしたあとにバージョン管理操作を行なったため、作業コピーに異常、競合が発生していることが原因で特定リビジョン、最新版のファイルを取得できない可能性があります。 以下の手順で管理コンソール(FSMC)でバージョン管理を再設定し、最新版のファイルを作業コピーとして取得し直してください。

  1. 当該ユーザーのホームフォルダーをバックアップ
  2. FSMCのアカウント画面で該当ユーザーのバージョン管理設定をメモする
  3. 上記でバージョン管理をOFFにして設定を保存
  4. 該当ユーザーのバージョン管理をONにして再設定して保存

手順4を実施後に最新リビジョンへ更新されたメッセージをFSMCで確認後、ファイルの更新状態をデザイナーで確認してください。 変更扱いになっているときには「元に戻す」操作で最新版のリビジョンの状態に戻るか確認してください。 失われたファイルがあるときには、バックアップしたファイルを再度配置してください。


Q39Active Directory(AD)環境で起動するときの注意点

A

フローサービスをActive Directory(AD)環境のドメインユーザーで起動する際には下記にご注意ください。

  • ドメインユーザーにAdministrator権限が必要
  • ADサーバーがダウンするとフローサービスが起動できないことがあり得る
  • Windowsサービス起動の時は「スタートアップの種類」を「自動(遅延開始)」にしないと起動しないことがある

Q40ASTERIA Warpサーバーの稼働環境にSubversionをインストールして運用することはできますか?

A

⚠️ CAUTION
ASTERIA Warp 2412以降、Subversion機能は廃止されています。今後は、Gitを使用したバージョン管理をご検討ください。

ASTERIA WarpサーバーとSubversionを同一の環境にインストールして運用することができます。

フローサービスはSubversionと連携することにより、フローデザイナーで作成したプロジェクトや関数コレクション、またそれに関連するファイルなどをバージョン管理することができます。フローデザイナーでSubversionを利用してバージョン管理を行う方法については「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」を参照してください。

Subversionはオープンソースのバージョン管理ソフトです。SubversionについてはSubversionのホームページを参照してください。

運用時の注意点

ASTERIA WarpサーバーとSubversionが使用するポートが重複しないように注意してください。ASTERIA Warpサーバーが使用するポートとSubversionやApacheが使用するポートが重複すると、どちらかが起動できない、または正常に動作しなくなることがあります。

Subversionの設定方法については「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「バージョン管理」-「バージョン管理を始める前に」を参照してください。

また、ASTERIA Warpサーバーが使用するポートについては「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「リスナー一覧」を参照してください。


Q41flow-ctrlでプロジェクトをコンパイルする方法を教えてください

A

flow-ctrlコマンドでプロジェクトをコンパイルするには、regist project または show project のいずれかを使用します。

regist projectコマンドを利用する方法

regist projectコマンドでは、基本指定のxfpファイルをホームフォルダーにアップロードした後プロジェクト登録を行いますが、既存のプロジェクトをコンパイルすることもできます。

コマンド例:

regist project test.xfp -s

📝 NOTE
サブフォルダ配下のプロジェクトファイルは相対パスで指定 例:regist project testdir¥test.xfp -s

show projectコマンドを利用する方法

show projectコマンドは、指定したプロジェクトのフローの一覧とコンパイル結果(OK/NG)を表示するコマンドです。まだコンパイルされていないプロジェクトの場合は、このコマンドの実行時にコンパイルが行われます。

ただし、対象プロジェクトがすでにプロジェクトキャッシュに読み込まれている場合は再コンパイルが行われず、キャッシュに記録されている既存のコンパイル結果がそのまま表示されます。この状態のプロジェクトを再コンパイルしたい場合は、以下の手順を実行してください。

  1. clear project-pool を実行してプロジェクトキャッシュをクリアする
  2. xfp2ファイル(コンパイル済みのキャッシュファイル)を削除する。xfp2ファイルがxfpファイルより新しいと再コンパイルがスキップされるため必要
  3. show project を実行する

Q42flow-ctrlでプロジェクトを登録すると「外部変数が見つかりません」というエラーになります

A

外部変数を変更した場合、参照元フローのプロジェクトに変更内容を反映させて保存する必要があります。反映させない状態でフローを移行した場合などにflow-ctrlコマンドでプロジェクトを登録すると上記エラーになります。

外部変数の変更を反映させるには、フローデザイナーから以下の手順のいずれかを行う必要があります。

  • ツリーペインから参照元フローのプロジェクトを開き、保存する
  • 「外部変数セットの編集」ダイアログボックスからまとめてまたは個別に反映させて保存する

詳しくは「フローサービスマニュアル」の「フローデザイナー」-「外部変数セット」-「編集した内容を参照元に反映する」を参照してください。


Q43flow-ctrl execで実行したフローの結果ストリームをバッチ内で利用できますか?

A

-output オプションに指定したファイルに出力してからバッチ内で読み込むなどして利用することができます。

flow-ctrlは対話型コマンドのため、詳細な制御が必要な場合はflowthinclient(クライアント開発ライブラリ)の使用をおすすめします。 flowthinclientについては、製品ドキュメント一覧の「クライアント(flowthinclient)開発者ガイド」を参照してください。


Q44flow-ctrlの変数「stream」の使い方を教えてください

A

flow-ctrlコマンドの変数「stream」は、あるフローの実行結果として受け取ったストリームを別のフローの入力ストリームとして渡したいときに使う変数です。 execまたはpostコマンドで -set オプションをつけてフローを実行すると、そのフローの出力ストリームが変数「stream」にセットされます。次に実行されるexecやpostコマンドではこのストリームがフローの入力ストリームとして使用されます。つまり、set streamコマンドで外部ファイルから入力ストリームに設定するのに代わって、前に実行した結果のストリームを渡すことができます。 flow-ctrlを呼び出すバッチやシェルスクリプト内で利用できるものではないのでご注意ください。


Q45flow-ctrlでParameterListストリームをフローに渡すことはできますか?

A

flow-ctrlコマンドで入力ストリームを指定してフローを実行するには、事前に入力ストリーム形式のデータをファイルで用意し、flow-ctrlのset streamコマンドを使って入力ストリームを設定してからフローを実行します。

ParameterListストリームをファイルにするには、フローサービス独自のXML形式でファイルに保存します。ParameterListストリームをFilePutコンポーネントを使ってファイルに出力するなどして作成することができます。

flow-ctrlコマンドの例

//ParameterListストリームのparamlist.xmlファイルを次に実行するフローに渡す
set stream ParameterList paramlist.xml
//フローを実行
exec Project1 Flow1

ParameterListストリームのXML形式の例

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<ParameterList xmlns="http://www.infoteria.com/asteria/flowlibrary/ParameterList">
 <Field name="aaa" type="Integer">
  <Value>111</Value>
 </Field>
 <Field name="bbb" type="String">
  <Value>あああ</Value>
 </Field>
</ParameterList>

Q46flow-ctrlコマンドからフローを実行したときの結果をリターンコードで判断できますか?

A

flow-ctrlコマンドのリターンコードは、そのflow-ctrlから実行したフローの結果に関わらず、flow-ctrlコマンド自身は正常動作しているため常に0になります。

flow-ctrlコマンドを起動したプログラムでフローの実行結果を判断するには、フローのレスポンスを解析することになります。

フローのレスポンスによってリターンコードを変更するような細かな制御が必要な場合は、flowthinclient(クライアント開発ライブラリ)の使用をおすすめします。flowthinclientについては、製品ドキュメント一覧の「クライアント(flowthinclient)開発者ガイド」を参照してください。


Q47バッチ処理(EXEコンポーネント)でflow-ctrlコマンドを使用したい

A

flow-ctrlコマンドはログイン後、入力待ちになり入力された文字列(スクリプト)を実行します。

バッチ処理など予め決まったスクリプトを実行したい場合は、その内容をファイルにして下記のように指定してください。

-script <ファイル名>

例えば、ASTERIA WarpのEXEコンポーネントで使う場合、以下のような内容のファイルを作成して、後述の指定例のように指定します。

スクリプトファイル c:\temp\script.txt の内容

list project

📝 NOTE
exitは要りません。

EXEコンポーネントでの指定例

"C:\Program Files\asteria5\server\bin\flow-ctrl.bat" -host:xxx -user:xxx -password:xxx -script:c:\temp\script.txt

📝 NOTE
EXEコンポーネントは、ASTERIA Warp Core/Core+/Core++ エディションではお使いいただけません。

ASTERIA Warp コンポーネント比較表


Q48アンチウイルスソフトでリアルタイム検索の対象外にした方がよいフォルダやファイルはありますか?

A

対象外にしなければならないファイルやフォルダはありません。

ただし、インストールフォルダーは、フローやパイプラインの処理上外部からデータが入ることがあまりありません。これらを検索対象から外すことでアンチウイルスソフトの負荷が下がることもあります。

弊社では特定のアンチウイルスソフトウェアが動作している環境での動作検証を行っておりませんので、効果や副作用について提供できる情報はありません。

  • ASTERIA Warpのインストールフォルダー
    例) C:\Program Files\asteria5\[c,cp](ASTERIA WARP 1610以降Windows版の初期設定)
    C:\Program Files\asteriawarp(ASTERIA WARP 4.9.1以前Windows版の初期設定)

同様に、データフォルダーやその他のフローやパイプラインからアクセスするフォルダーでも、メールやFTPなどで外部からデータが入ることがない処理のみである場合には検索対象から外すことができます。

  • ASTERIA Warpのデータフォルダー
    例) C:\asteriahome5\[c,cp](ASTERIA WARP 1610以降Windows版の初期設定)
    C:\asteriahome(ASTERIA WARP 4.9.1以前Windows版の初期設定)
  • ASTERIA Warpのフロー/パイプラインの処理でファイルアクセスを行うよう設定したフォルダ

次のFAQも参考にしてください。


Q49フローサービスで開発するために必要なファイアウォールの設定を教えてください

A

フローサービスでの開発には、フローデザイナーからフローサービスへのアクセスとWebブラウザーからフローサービス管理コンソールへのアクセスが必要になります。これらのポートはインストール時に指定しますが、通常はそれぞれ21381と28080に設定されていますので、この2つのポートへのアクセスを許可してください。

その他にも、URL実行設定などを利用して開発する場合はクライアントからのアクセスに21380や21443を使用しますので、同様にアクセスを許可する必要があります。

フローサービスが使用するポートについては「フローサービスマニュアル」の「運用ガイド」-「詳細なトピック」-「リスナー一覧」を参照してください。


Q50プロジェクトファイルをコピーしてフローを実行するとエラーになります

A

プロジェクトファイルをコピーしただけではフローは実行可能な状態になりません。 フローを実行可能な状態にするには、以下のいずれかの方法でプロジェクトを登録する必要があります。フローにコンパイルエラーがある場合でもプロジェクトは登録されるため注意してください。

  • フローデザイナーのツリーペインでプロジェクトを選択し保存
  • flow-ctrlコマンドでログイン後「regist project」コマンドでプロジェクトファイルを指定して実行

プロジェクトファイルをコピーする場合には、フローで参照している外部ファイルやコネクションもコピー元と同様の環境になるよう注意しなければなりません。フローで参照先ファイルやコネクションが見つからないなどのコンパイルエラーがないか確認するようにしてください。

flow-ctrlコマンドについて詳しくは「flow-ctrlコマンドリファレンス」を参照してください。

Build: 1.0.0.176 | 2026-06-11 07:00